葬儀社利用と家族葬(身内葬)

10年程前に同居していた姑を自宅介護し、自宅で看取り、この辺りでは有名な葬儀社でお葬式を挙げました。
姑は生前、淀川区のゴミ屋敷を綺麗にするという社会に貢献していて文化勲章受賞者という事もあり、立派なお葬式でした。
近所でのお葬式というので老人会等での仲間、町内の方々がお参りに来ていただけたのですが、葬儀後、残された家族は芳名カードに書かれた方のお顔とお名前が一致せず、満中陰を迎える前に会う方、誰にご挨拶をして、誰にしなくていいのかがわからず、来られなかった方にもお参りのお礼をしたりで気まずい雰囲気をつくり、満中陰が終わるまではストレスになりました。

去年に舅も旅立ちましたが、舅の場合は生前より自分の時は町内の会館がいいと言ってましたので、町内の会館でのお葬式です。
舅も町内にお友達がたくさん居て、お友達にお参りしてもらいたかったんだと思いますが、姑の時のように後が困るので、舅の時は家族葬にしました。
町内の会館でという事なんで、誰かに気づかれたらすぐに広がるんではないかと心配してましたが、葬儀屋もこちらの気持ちを理解してくれ、会館の外にも鯨幕は出さず、気づかれずにお通夜、葬儀と無事に終えました。

葬儀社利用の場合、葬儀は事務調、気を使い、大きなお金が動き、近所の場合は残された家族に満中陰までストレスが溜まるという事を学びました。
家族葬(身内葬)では葬儀屋から親切、丁寧に接してもらえ、親族ともより親密になれ、なにより値段が1/4で済んだので、自分の時は家族葬、又は直葬にしてもらうように子どもに伝えました。