少し寂しさを感じた1日葬

義父が亡くなった時、妻は口を挟まず、近所に住んでいる妻の長男に葬儀の段取り等を任せていました。妻は嫁いだ身であり、長男に任せるのが当然だと考えての事でした。

その長男は、ある家族葬会館での1日葬を選択しました。葬儀に過大な費用を掛けるより、残された兄弟の子や孫に、その費用を使ってやる方が、むしろ義父の供養になるとの考えがあったようです。

私達も、盛大な葬儀を必要とは考えておらず、その長男の考えに、基本的には賛同でき、何も文句はありませんでした。

通夜式のない1日葬であっても、それはそれで良いと思いました。しかし葬儀前日の夕刻まで遺体の側にいたのですが、その葬儀会館は夕刻で会館を閉め、遺体だけを霊安室に残して遺族も会館を出る必要があると知り、少し後ろ髪を引かれる想いで去りました。

通夜式を行わなくても、遺体の傍で遺族が故人を偲び、語り明かす事が出来ればそれで良いのですが、遺体を一人にして去る事は、やはり寂しく、何となく心残りに感じました。

1日葬を選ばれる際には、通夜式は行わなくても、遺体の傍で一夜を明かせるのか否かも十分に確認し、納得して選択される事をお勧めします。